2022年9月6日
帯状疱疹の予防接種ができます
帯状疱疹の原因
多くの人が子供の時に感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。日本では成人の90%以上は、このウイルスが体内に潜伏していて、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。疲労やストレスなど、免疫力が低下すると発症のきっかけになります。
症状
帯状疱疹は体の片側の一部にピリピリとした痛みが現れ、その部分に赤い発疹が出てきます。眠れないほど激しい場合もあります。症状は、上半身の他、顔や目、頭に現れることもあります。
合併症
皮膚の症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛(PHN)の痛みは数年にわたり続くこともあり、50歳以上で発症した人のうち約20%がPHNになると言われています。
目や耳の神経が損傷されると、めまいや耳鳴りがみられます。重症化すると視力低下、失明、顔面神経麻痺など重い合併症を防ぐためにも予防が大切です。
予防
過去に帯状疱疹になった方は、ワクチン接種で再発予防効果が期待できます。 帯状疱疹にならないために日ごろの体調管理とともに、当院で予防接種ができますので、ご相談ください。
帯状疱疹ワクチン(シングリックス®) 1回 20,000円(税込)
- 対象:50歳以上の方
- 接種回数:2回(1回目から2か月間隔で2回)